青海波黒金の西陣織生地で作った御朱印帳。
黒色の生地に金糸で、青海波(せいがいは)が織り込まれたシンプルながらも豪華なデザインです。
青海波は波がモチーフになっており、基本の形は同心の半円を連ねた、幾何学的に繰り返す波の形となっています。
広い海に穏やかに打ち寄せる波がひたすらに連なっているイメージから、「永遠の平安」を表しているとされ、また、その形が末広がりの扇形にも見えることから、重ねて縁起がいい模様として古くから愛されています。
青海波文様は、源氏物語にも登場する雅楽の青海波という演目が由来といわれています。
古来から日本ではおめでたく縁起の良い際に用いられてきたものであり、雅楽や舞楽の衣装に用いられるだけでなく、古代エジプトや古代ペルシャなど各国でも見ることができる、歴史的にも格調高い文様です。
【仕様】
・蛇腹式御朱印帳:48ページ
・サイズ:約12cm x 約18cm
・本身:奉書紙
・表紙:西陣金襴
・生産国:日本(高知県)